ヘッド・スタート計画に参加した幼児への教育効果は、期間終了後、しだいに減少することが指摘された。
そこで、初期の効果をより永続的に維持し、さらに強化する目的で、1967(昭和42)年度より「フォロー・スルー計画」が全国で実施されることになった。
この計画の対象となるのは、低収入階層の家庭における幼稚園児から小学校第3学年までで、その資金は、連邦政府が「経済機会法」に基づいて、75%負担し、残りを州と地方自治体が負担する。
プログラムは、教育省の管理下にある。
家庭や地域社会を含むすべての環境要因が重視されている。
計画を促進するために地域社会から選定されたプログラム・スポンサーの指導・助言を受けて、教師や補助委員が学習指導を行う。
全面的発達を重視し、医学的治療や栄養管理もプログラムに編成されている。
JDPホールディングス株式会社