中国料理は、テーブルの中央に人数分の料理が出てきて、各自が取り分けて食べます。
食器類は、酒杯、取り皿、小皿、スープ碗、デザート碗、ご飯茶碗、箸、スプーン、ちりれんげなどが用意されます。
献立を菜単といい、宴席料理は、前菜(冷たい料理)、主菜(温かい主要料理)、点心(デザート)で構成され、規模により品数(偶数)が決められます。
乾杯のあと、大皿に鳳恩形などに美しく盛り合わされた前菜が出されますので、二、三種類ずつ少量取って隣りへ回しますが、このとき、形をくずさないように注意します。
主菜は前菜に続くもので、肉類、魚介類、野菜などを豊富に使った妙物、揚物、蒸物、あんかけ、煮物、スープなどが順々に出されます。
スープのときご飯と漬物(搾菜)が出て、最後の点心は揚菓子、杏仁豆腐などです。
食後は、中国茶と果物となります。
なお、お酒は老酒がおもに出されますが、好みにより、氷砂糖を入れて飲みます。
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