伏せてある茶碗は、左手をのばし、中指と薬指の間に糸底をはさむように持って、表に返します。
薬指と人さし指の間に糸底をはさみ、中指を糸底にかけてもかまいません。
ご飯の盛られたご飯茶碗は、右の手のひらをそろえ、親指を縁に軽くあてがうように、残りの指を全体で茶碗を包み込むようにそろ
えて持ちます。
おかわりのときは、左手に茶碗を持ち、右手を添えて差し出します。
左手を、器の左に添え、右手で椀のふたを取り、裏を返して、右手を添えます。
右手に持ち変えて、膳の右に上を向けて置きます。
箸を右手で取り、持ったままで椀を取り、椀を左手に移してから、箸を持ち変えます。
汁を吸うときは、左手を上げ、右手に持った箸をそろえて、箸を椀にあてがうようにするのが正式です。
吸い終わったら、ふたは裏を出さずに、もとの通りに戻しておきます。
煮物などのふた付き器は、右手でふたを取り、上に向けて、器の左右、どちらかに置いて、終わればもと通りに戻しておきます。
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