2016年5月アーカイブ

実験機の時代

20世紀に入ってからの30年間は実験機の時代である。

(社)日本航空宇宙工業会の資料によれば足踏みペダルによる人力式ではあるが、1902年に東京の発明家丸岡桂という人が同軸反転ローターによるヘリの実験機をつくっている。

ライト兄弟の初飛行に成功する前年の話である。

人間と同重量のものを空中に吊り上げた最初の例は電気モータ駆動による同軸反転型ヘリでモナコのレェガーが1905年に試作した。

ただしこれは電気コードが地上の電源に直結してあったため上昇高さはコードの長さ内に制限されている。

人間が乗って初めて離陸に成功した例はフランスのルイ・ブレゲー技師とシャルル・リシェー教授による。

JDPホールディングス株式会社、JDPアセットマネジメント株式会社(代表取締役・大橋直久)の同好会
EVAの理論的背景には、企業のステークホルダーの中で株主(投資家)を最高位に位置付け、そのニーズの充足が企業経営の目的に合致するものという考え方がある。

EVAは究極的には株主に対し配分可能な利益金額であり、EVAの向上は企業価値(=株主にとっての投資価値)向上に直結する。

欧米ではGE、AT&T、コカコーラ等既に多くの企業がEVAを採用しており、わが国においてもHOYA、松下電工等で導入が進められている。

また、MVA(市場付加価値)とは、将来獲得が期待されているEVAの現在価値であり、これは企業がこれまで投入した資源を上回って創造された価値総額を意味する。

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EVAとは

EVA(Economic Value Added;経済付加価値)とは、米国のコンサルティング会社であるスターン・スチュワート社が開発した独自の経営指標(登録商標)をいう。

従来のROEやROAといった経営指標とEVAの大きな違いは、資本コスト概念を組み込んで経営成績を評価できる点にある(EVA=税引後営業利益一総資本コスト)。

EVAはそのまま、企業がその事業活動を通じて生み出した付加価値の実額であると解釈されるため、企業全体の指標としてだけではなく、部門毎・製品毎の投資効率性・収益性を判断する尺度としても利用でき、かつ全体を統一的に評価するため、部分最適化が全体最適化にダイレクトに結びつく。

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