業態間の相互参入については、これまで銀行、証券、信託銀行の業態別子会社形式での相互参入が認められていたが、これに保険会社が加えられ、また参入方式として新たに「持ち株会社方式」も解禁された。
これを利用して、早くも第一勧業、富士、日本興業の3行が共同で持ち株会社を設立し新たな金融グループを結成することを発表するなど、かつてないドラスティックな金融大再編の動きが起こっている。
日本版ビッグバンにより、銀行、証券など業態間の競争は一層激化する。
これをビジネスチャンスとみる有力外国銀行、証券の日本市場参入が相次いでいる一方、北海道拓殖銀行、山一証券のように体力のない金融機関は次々と淘汰されている。
今や日本の金融界は大戦国時代に突入したといえる。
JDPホールディングス株式会社、JDPアセットマネジメント株式会社(代表取締役・大橋直久)の同好会