2018年4月アーカイブ

モーニング、タキシードなどの礼服はもとより、背広も、礼服代用の場合は、上着のボタンは、全部かけるようにします。

ただし、披露宴などで、席に着いてからは、上着のボタンは一つ残して、あとは、はずしてもかまいません。

この場合も、乾杯や祝辞を述べるために起立するときは、ボタンをかけてから立つのが礼儀です。

ハンカチは、胸の飾りハンカチのほかに、かならず清潔なものを一枚持っていきましょう。

ポケットは物入れではないのです。

やたらに、物を入れないようにしましょう。

とくに、礼服、または礼服代用の場合、ポケットがふくらんでいるのは、見苦しいものです。



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女子服装のエチケット

女性の場合は、男子とちがって、あらためて、ここに喋々するまでもなく、服装の身だしなみについての常識はじゅうぶん、身につけておられるはずですが、老婆心までにとくに注意したい点をあげておきましょう。

女性の場合、イブニング・ドレスや、ディナー・ドレスなど、肌をあらわす衣服を身につけるときは、肌の清潔に気を配らねばならぬのはいうまでもありませんが、ムダ毛のお手入れを忘れてはなりません。

日常でも、半袖ブラウスや袖なしブラウスを着る季節には、その点に気を付けましょう。

不祝儀の席に出る場合、濃い口紅やアイシャドウなどの濃厚な化粧は、しないようにします。

赤いマニキュァは、面倒でも、落としてゆくこと。

せっかく黒の喪服をまとっていっても、赤いマニキュアをほどこした手で香典をさし出したり、焼香をしたりしては、こちらの弔意を疑われることにもなりかねません。

同じく、不祝儀の席に出る場合は、イヤリング、ネックレスなどの装身具はつけないようにします。

職業柄、どうしても、装身具をつける必要があり、告別式などが終わったら、ふたたび職場へ戻らなければならないようなときは、出発前にそれらの装身具をはずして、ハンドバッグなどにしまっておき、葬儀を終わって、職場などに戻ってから、ふたたびそれを身につけるようにします。



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久しぶりに着る礼服には、よくブラシをかけ、必要ならば、アイロンをかけてから、着るようにしましょう。

洋服ダンスにつってあったものでも、ほこりがついていることがあります。

畳んでしまってあったものは畳みじわができているものです。

ズボンのボタンやチャックなどはかけ忘れないように。

・・・これは、普段でも気をつけたいことですが、とくに、慶弔の席などに、前のボタンやチャックがはずれたまま出るのは、不謹慎といわねばなりません。

万一先方に着いてから、はずれていることに気づいたときは他人にわからぬように始末します。

人の前で、とくに婦人の前でズボンの前をいじることは、絶対に避けなくてはなりません。

他家をおとずれた場合、先方と約束があって、上がる予定のときは、玄関前で、帽子、マフラー、ショール、手袋、外套、コートなどをぬいでから、案内を乞います。

約束なしで訪ねたときは、帽子、マフラー、ショール、手袋などはぬぎますが、外套やコート類は、取次ぎの人から「お上がりください。」といわれてから、ぬぐのが礼儀です。

なお、マンションやアパート、ビルなどの廊下は往来と見てよく、目的の部屋の前で、ノックをする前にぬぐとよいのです。



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