2018年1月アーカイブ

三献の儀 その2

三献の儀は、神聖な儀式ですから、すべて取り乱すことのないよう、慎重に立ちふるまうようにしてください。

次は、新郎・新婦が一緒に、しずしずと中央の誓詞座に進み出て、ここで誓詞を奉読します。

新郎が読みあげるわけですが、新婦は、このとき、新郎と同じ心境にあるわけですから、静かに、軽く頭をたれ、奉読が終るまで、神前にその心を誓います。

誓詞の文章は、どこでも大体同じような内容で、その表わし方が若干違うだけです。

要は、神の導きによって結ばれた夫婦が、たがいにむつまじく、信頼し合い、夫婦の道をかりそめにも踏みはずすことのないよう、神前において誓うわけです。

「初心忘るべからず」ということばがありますが、この日の気持ちをいつまでも持ちつづけることが肝心です。



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いわゆる三三九度ですが、伝統的な結婚式の礼法をふまえたもので、三献ともいいます。

三献は、初献二献三献をいい、一献は盃を三杯重ねることを呼びます。

したがって、これを三回行なうと、九杯の盃を呑み乾すことになるのです。

祝詞奏上が終わりますと、巫女が今のべたとおり、新郎の前に杯を静かに差し出します。

新郎は、左手でそっと受け、右手で杯のふちを静かに支え、落ちついて、杯を三杯重ねます(一杯を三回にわけて呑み乾すこと)。

終ったら盃を巫女に返します。

巫女は、同じように、こんどは、杯を新婦に差し出します。

新婦は同じように、静かに口につけます。

このようにして、新郎から新婦へ、新婦から新郎へ、さらに新郎から新婦へ - と、計三回、それぞれ三杯ずつ呑み乾すと、これでめでたく三献の儀を終えたことになるわけです。



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